2月8日 - Net IB News
今や観光産業面で大きな成功をおさめたシンガポールですが、そんな資源が少なく小さな国土の国家でカジノ構想が立ち上がったのが1985年のことです。
当初はカジノ設立による治安の悪化が心配され、国民からの反対意見が後を絶たない状況でしたが、2005年に国がカジノの解禁を宣言。1年後にはカジノ法案が国会にて承認されました。
アメリカのラスベガス・サンズや、マレーシアのゲンティン・シンガポールなどがカジノの営業権を取得し、2010年にリゾート・ワールド・セントーサ、マリーナ・ベイ・サンズが続けて設立されました。
カジノによる観光産業の成功の裏には、国を挙げての綿密な計画があったことや、中国などのアジア諸国の観光客をターゲットとしたマーケティングが功を制したことが挙げられています。
( ※ 引用元:Net IB News )