11月6日(木) - マカオ新聞
マカオのカジノリゾートが大変なことになっています。
なんと先月10月度のカジノ収益の売り上げが前年同期比の約23%減になり、5ヶ月連続で前年度を超えることができないという結果になりました。
そして、その減収に影響していることが、中国本土の政治家たちの汚職事件です。
次々と浮き彫りになる中国官僚たちによるお金のトラブルで自殺をする政治家たちも多数出てきており、この悪を成敗する動きはカジノのマネーロンダリングで儲けてきた中国人富裕層たちにも影響。
結果的にVIPルームに来客する中国人が減少するという結果になっているようです。
これにより、カジノ側は1つのゲームテーブルで毎月約140万円以上の人件費がかかる出費をおさえるべく、当分VIPルームのテーブル数を減らすなどの対策が施される予定とのこと。
また、中小企業の場合は資金不足で一時閉鎖をすることが難しく、廃業する可能性もあるのだとか。
そのため、マカオではしばらく正念場が続きそうです。
( ※ 参考文献:マカオ新聞 )