6月5日(木) - 産経新聞
先日4日、自民党は去年12月の臨時国会で自民党・日本維新の会・生活の党により提出された日本にカジノリゾートIR施設を建設する「カジノ法案」の合法化を今国会で見送ることを明らかにした。
今回法案を見送るにいたった理由として、民主党・公明党のカジノ法案成立による治安悪化問題に慎重論を崩さなかったことに加え、集団的自衛権の容認をめぐり協議を進めている公明党に配慮する狙いもあるらしい。
また、6月中に衆院で審議入りだけでも済ませる方針だ。
カジノIR施設が整備される地域では経済活性化や財政の改善が大きく期待でき、5月30日にシンガポールカジノを視察した安倍首相も「成長戦略の要になる」と強い意欲を示している。
なお、カジノ法案成立から1年以内に政府はカジノIR施設整備に向けた関連法を定めることになる。
( ※ 参考文献:産経新聞 )